若手医師の提言

愛知県がんセンター 木下 平 総長

愛知県がんセンター 総長

愛知県がんセンター 木下 平 総長

がん専門病院での研修の奨め

悪性新生物すなわち“がん”は言うまでも無く、死因、罹患の第一位を占める国民病です。団塊の世代が、がん好発年齢に達し、今後しばらくは患者数が増え続けます。がんの原因は単一ではないため、感染症における抗生物質のような画期的な治療薬の開発は望めません。診断治療における着実な進歩はありますが、まだまだ克服までには時間がかかりそうです。

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鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院武田 憲夫先生

鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院 脳神経外科

鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院武田 憲夫先生

医学研究のすすめ

昨今の医学は、専門化、分化がめまぐるしく進み、それぞれの分野で学会、研究会が立ち上がっている。私が専門にしている脳神経外科の分野でも、全国規模の脳神経外科関連学会、研究会だけでも優に20は超える。そしてその内の主立った会は、専門医、認定医、指導医制度を設けており、昨今の多くの若い医師は、その資格を取得すべく向上心を燃やし、当面の目標としている。

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九州がんセンター臨床研究センター長 一瀬先生

国立病院機構九州がんセンター臨床研究センター センター長

九州がんセンター臨床研究センター長 一瀬先生

私の研究

私は1978年3月に長崎大学医学部を卒業後、5月より宮崎医科大学第2外科の研修医となった。新設医科大で医師が絶対的に不足していたこともあって教授を含め諸先輩方の「様々な研究」の助手をさせて頂いた。犬を用いた対外循環装置を使用しない超低体温下での開心術など心臓関連の基礎研究から当時がん患者の細胞性免疫反応を測定するためのツ反反応をみる臨床試験なども経験した。

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福島県立医科大理事長兼学長菊地臣一先生

福島県立医科大学 理事長兼学長、整形外科

福島県立医科大理事長兼学長菊地臣一先生

次代を担う君達へ
-私の歩みからの次世代への提言-

私は、大学紛争時代に学生生活を送りました。大学のロックアウトという異常事態も経験しました。元々、医学部志望ではない私は、戦後、公職追放にあった父の強い勧めで医学部を受験しました。結果は、補欠合格でした。気が進まずに入った医学部ですが、今は医師になって後悔はしていません。

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倉敷成人病センター安藤先生

倉敷成人病センター 副院長 内視鏡手術センター長

倉敷成人病センター安藤先生

若い医師へ向けたメッセージ

今回、婦人科の腹腔鏡手術についてお話したいと思います。私は1997年比較的遅くなってから腹腔鏡を始めました。パイオニアといった立場ではないのですが、比較的多くの腹腔鏡手術に接する機会、また国内外の多くの学会を経験する機会がございました。これからいろいろな事を学んで行かれる若い先生方にこれらの経験やそれに関連し感じたことをご紹介したいと思います。

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