小型ドローンの群れが作り出す魔法(03:11)
講演内容の日本語対訳テキストです。
自動スクロールはしませんので、映像に合わせてスクロールさせてご覧下さい。
私はテクノロジーとマジックを 学んできました マジシャンというのは 面白いもので テクノロジーではできない魔法を 見せることができます でも今日のテクノロジーが ほとんど魔法のように見えるとしたら どうでしょう? もしこんなことが できたとしたら―
(音楽)
百年前だったら これは空中浮揚の 魔法だったでしょう テクノロジーでどんなことも 可能になる世界の 幻想を作り出すことは できるでしょうか?
ジャンプ!
タネが分かっていたら どこに不思議があるでしょう? それでも人は論理的思考力よりも 想像力が強く 機械の中にすぐ 性格を見て取ります
これはクワッドコプターですが 飛行機械という 以上のものがあり 周囲の環境を分析して 私のすることに反応します アルゴリズムによって 自律的に密集編隊飛行をしたり お互いや私のことを 認識できるようになると 数理的論理が 知性と誤解され 知性が個性と誤解されます
擬人化であり 幻想です テクノロジーによって生み出され 想像力によって彩られた 幻想によって 知的な飛行ロボットとなり 生きた機械になります
(『未知との遭遇』の音楽)
(クワッドコプターが 5音のモチーフを奏でて光る)
挨拶をしています ほら 降りてきて 着陸する時間だよ おしまいです
ありがとうございました
(拍手)
お家に帰る時間だよ みんな入って さあ 早く 早く 押さないで ちゃんと場所はあるからね ほら もうちょっと左 もうちょっと右 みんな 入った 入った よくできました
(歓声)
ありがとうございます
(拍手)
ありがとうございます
(拍手)
小さな唸りを上げる飛行機械を操ってテクノ・マジシャンのマルコ・テンペストが作り出すサイバー・イルージョンは、あなたを思い惑わせるでしょう。「これは科学なのか、それとも魔法なのか?」