最終更新:11月15日
日本とベトナムを救う さすらいの眼科医
「あの患者は生意気だ。どうせもうすぐ死ぬのに」
父が入院する病院の医師が発した心無い言葉が、いじめられっ子で落ちこぼれだった服部少年を、医師への道へと進ませた―。
4浪など挫折や失敗を経て、眼科領域の中で最も難しいとされる「網膜硝子体」の手術で世界指折りの名医と呼ばれるまでになった彼が、富を捨ててベトナムで無償の医療活動を始めた理由とは。
ベトナムの赤ひげ先生・眼科医服部匡志の軌跡を、ドラマチックに描く
掲載日延期のお知らせ
⽇ごろより『眼医者(めいしゃ)ハットリくん・医は「仁」術なり!~元落ちこぼれ少年・波乱万丈の半生記~ 』(以下、当連載)をご愛読くださいまして誠にありがとうございます。
この度作者急病により、当連載の掲載日を延期させて頂く事となりました。
再開にあたっては、あらためて当ウェブサイトにてその旨お知らせいたします。
しばらくお待たせいたしますことになり、誠に申し訳ありません。
ひきつづき、当ウェブサイトをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
監修:Dr.服部 匡志
2007年
ベトナム保健省より「人民保健記念章」の叙勲
ベトナム ハイフォン省・ティンクアン省・クアンニン省より各省において失明予防活動に多大なる貢献をしたことを称して表彰状を授与
2008年
世界平和研究所より「中曽根康弘賞」を受賞
2013年
日本国外務大臣から表彰。
第20回 読売国際協力賞を受賞
2014年
ベトナム政府より外国人に贈られる最高位の「友好勲章」を授与。
2015年
ヘルシーソサイエティー賞を受賞。安倍内閣総理大臣より祝辞。
東宮御所にて皇太子殿下(現・天皇陛下)よりご祝福される。
2018年
宮中晩餐会に招待され、両陛下にご拝謁し、長期に渡る献身的な活動に対し、大変感動され手をお握りになりご賞賛された。(2013年の同様)
2022年
フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団より、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を今年11月に受賞決定。
同賞はアジアで大きな社会貢献をした個人・団体に贈られる。
日差しの強い東南アジアでは白内障など眼病リスクが大きく、多くの貧困層に無償で治療してきたことが評価された。
過去には、貧困や飢餓に苦しむ人たちの救済に生涯をささげたマザー・テレサや、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世等が受賞しており、日本人ではこれまでアフガニスタンで国民生活の向上に取り組み、19年に現地で殺害された「ペシャワール会」(福岡市)の医師、中村哲氏らが受賞している。
Dr.服部プロフィール
【経歴】- 1964年
- 大阪生まれ
- 1993年
- 京都府立医科大学医学部卒業
- 同年
- 京都府立医科大学眼科レジデント
- 1994年
- 多根記念眼科病院勤務(大阪)
- 1996年
- 愛生会山科病院勤務(京都)
- 1997年
- 聖マリア病院眼科(福岡)、海谷眼科勤務(静岡)
- 2002年
- ベトナム国立眼科研究所網膜硝子体手術指導医
- 2004年
- 同研究所客員教授〈現〉
- 2013年
- 東北大学大学院 医学研究科 客員講師〈現〉
- 2015年
- 京都府立医科大学 特任教授〈現〉
- 2015年
- 大阪大学大学院 医学系研究科 招聘教授〈現〉
- 2007年5月
- はっちゃんベトナムに行く(出版元:アーティストハウス)
- 2017年9月
- 人間は、人を助けるようにできている(出版元:あさ出版)
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・情熱大陸(毎日放送) 2006年04月09日放送
・未来世紀ジパング?世界を救う日本の赤ひげ(テレビ東京系列)2014年5月16日放送
・奇跡体験!アンビリバボー(フジテレビ) 2015年10月24日 放送
・カンブリア宮殿(テレビ東京系列)2016年5月20日放送
「一人でも多くの人に光を!日本とベトナムを救う さすらいの眼科医」
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・2019年1月12日 NHK総合テレビジョン
土曜ドラマスペシャル ベトナムのひかり?ボクが無償医療を始めた理由?