若い頃に基礎研究をされていたお二人は「科学的なものの見方やロジカルな考え方ができ、臨床に効いてくる」と、若手医師に短期でも基礎研究に身をおくことを勧めます。また、先端医療と医療経済についても、それぞれの立場から意見を交換されました。
最先端の内視鏡外科手術を行う金平先生の手術を見た医学生時代の稲木紀幸先生は、金平先生の後輩として大学病院に入局。後に金平先生が大学を去った後も交流を続けてきました。今も固い絆で結ばれている二人のトップドクターによる師弟対談です。
琉球大学からの友人であり、共に教育にも力を入れているお二方に、AIやITを活用した医療や教育のかたちについて語っていただきました。また、自分の頭の中を体系的に整理するために、経験を積極的に論文にまとめることを若手医師に薦めます。
琉球大学の同窓生で、領域こそ違えど同じ内視鏡外科の道を究められているお二人に、新専門医制度への思いや教育への姿勢、さらに医療機器の進歩や内視鏡外科の意外なメリットなどさまざまなトピックについてたっぷり語り合っていただきました。