第5回 腫瘍内科医に求められるもの
2020.04.15
大きく分けて二つあります。これは私たちの講座の方向性とも一致するものですが、一つはエビデンス以外の実力を磨くこと、もう一つは探究心です。腫瘍内科はエビデンスの移り変わりが激しいですし、エビデンスベースドメディスンをしている典型的な職域ですが、そのエビデンスを ...[ 続きを読む ]
コラム・連載
2020.04.15
大きく分けて二つあります。これは私たちの講座の方向性とも一致するものですが、一つはエビデンス以外の実力を磨くこと、もう一つは探究心です。腫瘍内科はエビデンスの移り変わりが激しいですし、エビデンスベースドメディスンをしている典型的な職域ですが、そのエビデンスを ...[ 続きを読む ]
2020.03.15
緩和ケア治療は抗がん剤治療の副作用による苦痛だけでなく、がんによる様々な苦痛、患者さんの悩みや不安に対応するものです。痛み止め、制吐剤などの薬による対症療法もありますし、腸閉塞への手術、骨転移の疼痛コントロールのための放射線療法などもあります。緩和ケアは重要であり ...[ 続きを読む ]
2020.02.15
聖マリアンナ医科大学に臨床腫瘍学講座が設立されたときに、こちらに移ってきました。きっかけはJCOGでお世話になっていた朴成和先生からのお誘いです。がんセンターにいますと、色々な臨床試験を計画したり、参加することが多くなります。JCOGは日本臨床腫瘍研究グループのことで ...[ 続きを読む ]
2020.01.15
そうです。内視鏡診断は難しいので、がんセンターに診断学を勉強しに行って、足柄上病院に帰ってくるつもりでした。ところが、がんセンターの内視鏡部に行ってみたところ、非常に面白かったんです。内視鏡検査、内視鏡治療ともに、多くの症例を経験させていただきました。一方で、 ...[ 続きを読む ]
2019.12.15
大森赤十字病院です。大森は東京都大田区の下町で、大森赤十字病院は当時も地域医療を頑張っている病院でした。今の初期臨床研修制度ではスーパーローテートが義務づけられていますが、当時はまだスーパーローテートで研修できる病院は少なかったのです。私は ...[ 続きを読む ]
著者プロフィール
京都大学医学部附属病院 次世代医療・iPS細胞治療研究センター 教授
聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座教授、聖マリアンナ医科大学病院腫瘍内科部長、
腫瘍センター長
日本内科学会認定医・総合内科専門医指導医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医、日本癌治療学会認定医、消化器病専門医、日本消化器内視鏡専門医。