コラム・連載

総合病院国保旭中央病院 塩尻俊明 副院長

『病院総合診療科の未来について』 連載開始!

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バックナンバー 一覧

第5回 総合診療科と病院経営

2020.02.20

総合診療とへき地医療を一緒にしてしまうのは問題です。今、若い医師が新専門医制度での、総合診療科の専攻医プログラムを選びたくない1つの理由は、半年以上のへき地研修が義務付けられたからかもしれません。若い医師はこれを敬遠して、二の足を踏んでいる可能性があります ...[ 続きを読む ]

 

第4回 総合診療科の未来について

2020.01.20

今はクリニックベースで総合診療を行っているところ、病院ベースで総合診療を行っているところ、そして救急ベースで総合診療を行っているところの3つに分類できます。病院ベースであっても病院によって環境がかなり違いますから、統合がなかなか難しいですね。大学病院は別に ...[ 続きを読む ]

 

第3回 若手医師を教育する

2019.12.20

昔は、総合診療という部門がそもそもなかったので、何らかの専門性を持ち、それを軸足もしくはとっかかりにして、それ以外の領域にも手を伸ばしていくようなスタイルが当時の総合診療希望の医師にとって、1つの形であったかと思います。現在は、総合診療という部門に様々な形が ...[ 続きを読む ]

 

第2回 総合診療内科紹介

2019.11.20

病院における総合診療と言えば、まずは大学病院での総合診療だと思います。外来型の総合診療部門を中心に、どの科にかかるべきか、どういう診療が適切かを、問診を中心に、身体診察、基本検査を駆使し診療を行っています。また、他院で診断に難渋して紹介されてくる診断困難症例を解決していく ...[ 続きを読む ]

 

第1回 総合診療科を志す

2019.10.20

私たちが卒業した頃は総合診療科という診療科はなく、総合診療という概念自体もありませんでした。でも私は問診や診察で診断に迫ることには大きな興味があったんです。加えて、神経学や神経内科学にも興味がありました。今の神経内科は随分と進歩してハイテク ...[ 続きを読む ]

 

著者プロフィール

塩尻副院長 近影

著者名:塩尻 俊明

総合病院国保旭中央病院 副院長、総合診療内科部長、臨床教育センター長

  • 1963年 茨城県に生まれる。
  • 1989年 奈良県立医科大学を卒業する。
  • 1997年 総合病院 国保旭中央病院に入職する。
  • 2011年 院長補佐を兼任する。
  • 2016年 副院長に就任する。

 
日本内科学会総合内科専門医、日本内科学会認定内科医、日本内科学会指導医、日本神経学会神経内科専門医、日本神経学会指導医、日本病院総合診療医学会認定医など。

バックナンバー
  1. 病院総合診療科の未来について
  2. 05. 総合診療科と病院経営
  3. 04. 総合診療科の未来について
  4. 03. 若手医師を教育する
  5. 02. 総合診療内科紹介
  6. 01. 総合診療科を志す

 

  • Dr.井原 裕 精神科医とは、病気ではなく人間を診るもの 井原 裕Dr. 獨協医科大学越谷病院 こころの診療科教授
  • Dr.木下 平 がん専門病院での研修の奨め 木下 平Dr. 愛知県がんセンター 総長
  • Dr.武田憲夫 医学研究のすすめ 武田 憲夫Dr. 鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院 院長
  • Dr.一瀬幸人 私の研究 一瀬 幸人Dr. 国立病院機構 九州がんセンター 臨床研究センター長
  • Dr.菊池臣一 次代を担う君達へ 菊池 臣一Dr. 福島県立医科大学 前理事長兼学長
  • Dr.安藤正明 若い医師へ向けたメッセージ 安藤 正明Dr. 倉敷成人病センター 副院長・内視鏡手術センター長
  • 技術の伝承-大木永二Dr
  • 技術の伝承-赤星隆幸Dr