コラム・連載
シーズン5 第5回 2022年の再生プロジェクト
再生プロジェクトの進み具合をお聞かせください。
少しずつ進めています。年をとっていくわけだから、常に再生プロジェクトを行っていかないといけません。
今度はどのようなことを計画されているのですか。
目尻のところを引っ張って、おでこをもう少し上げて、肌を綺麗にしたいと思っています。増毛も計画しているのですが、増毛はがんに影響を及ぼしそうなので、検討しているところです。
どのような影響があるのでしょうか。
全身に影響してきますよ。ホルモンを使ったら、がんが悪くなる可能性のある人は少なくないですし、私も腎臓を片方、切除したこともあって、代謝が悪いので、腎臓に負担がかかる薬は使えないんです。死んだら元も子もないですしね。
先生の増毛はどのようになさっているのですか。
私の場合はフェイスリフティングをして、余った皮を頭に持ってきています。このトップの毛は全て植えた毛です。規則正しく生えているでしょう。
増毛手術をされたとは全く分からないですね。
分からないはずですよ。バレたら、失敗ですからね。眉毛にしても「切った」と言っているから、分かるんです。私の鼻の下が伸びていたから上げたのですが、これも「切ったよ」と言っているから、分かるんです。言わないと分からないから。皆によく「うっそー」と驚かれます。
肌を綺麗にする方法とはどのようなものですか。
色々な方法がありますし、新しい方法も出てきています。私はハードケミカルピーリングの最初の経験者です。そのときに皮膚の表面を剥いているので、いくら陽に当たってもシミができないんです。それでも毎日のようにゴルフをしているとダメージを受けるから、また一皮剥こうか、それとも代謝を良くしてからするかどうかを考えています。
ボディに関してはいかがですか。
ボディを先にやろうかなとも思っています。もう少し筋肉をつけて、シックスパックを強くしたいですね。新しいCMもオンエアされていますが、そのときの状態を保ちたいんです。私はみのもんたさんや吉永小百合さんと同い年ですが、1つ上の田村正和さんや中村吉右衛門さんはお亡くなりになりました。去年は良かったのに、今年になって急に老け込む人が増えてきましたが、そうならないように気をつけます。再生プロジェクトを行ったら、YouTubeの「高須克弥 再生プロジェクト」チャンネルにアップロードします。
3月には見事なシックスパックをTwitterで披露されました。
鏡越しに自撮りした写真を載せましたが、フォロワーの皆さんから誉められたり、多くのメディアに取り上げられました。
来月より『インタビュー 高須克弥先生に訊け』は休載させていただきます。
毎月楽しみにして頂いている読者の皆様には大変申し訳ありません。
再開については「未定」となっております。
再開の目処がたちましたら、皆様にお伝えさせて頂きます。
なお、漫画は引き続き連載しておりますので、ぜひご覧ください。
今後とも変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。
著者プロフィール
著者名:高須 克弥
高須クリニック 院長
- 1945年 愛知県幡豆郡一色町(現 西尾市)で生まれる。
- 1969年 昭和大学を卒業する。
- 1973年 昭和大学大学院を修了する。
- 1974年 愛知県幡豆郡一色町に高須病院を開設する。
- 1976年 愛知県名古屋市に高須クリニックを開設する。
- 2011年 昭和大学医学部形成外科学(美容外科学部門)客員教授に就任する。
- インタビュー 高須克弥先生に訊け
- 25. 2022年の再生プロジェクト
- 24. 前科者の会
- 23. 高須クリニック銀座移転
- 22. GonzoさんとのCM撮影
- 21. 新型コロナウイルス第6波
- 20. 再生プロジェクト
- 19. がんを治療する
- 18. がんを発見する
- 17. 末期がんに対する挑戦的治療法
- 16. 新型コロナウイルス第5波
- 15. 本物と偽物
- 14. フェイスシールド
- 13. 医師国家試験
- 12. 昭和大学での日々
- 11. 東京オリンピック
- 10. ウィズコロナの時代に
- 09. 最近の美容外科に警鐘を鳴らす
- 08. 社会貢献活動
- 07. 愛知県に暮らす
- 06. 新型コロナウイルス
- 05. 新しい美容外科
- 04. ミケランジェロ™
- 03. 国際交流
- 02. 血液クレンジング
- 01. 美容外科のニーズ
- 精神科医とは、病気ではなく人間を診るもの 井原 裕Dr. 獨協医科大学越谷病院 こころの診療科教授
- がん専門病院での研修の奨め 木下 平Dr. 愛知県がんセンター 総長
- 医学研究のすすめ 武田 憲夫Dr. 鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院 院長
- 私の研究 一瀬 幸人Dr. 国立病院機構 九州がんセンター 臨床研究センター長
- 次代を担う君達へ 菊池 臣一Dr. 福島県立医科大学 前理事長兼学長
- 若い医師へ向けたメッセージ 安藤 正明Dr. 倉敷成人病センター 副院長・内視鏡手術センター長