コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

感謝から生まれたチャリティ精神

2024.12.15|text by 舩越園子

このページをシェアする:

世界のゴルフ界には、国や大陸、地域の名誉をかけて戦うチーム戦がある。1つは、米国と欧州が対戦するライダーカップ。もう1つは、米国と世界選抜(欧州以外)の対抗戦であるプレジデンツカップ。両者は1年ごとに交互に開催されている。

どちらも名誉のために戦う大会ゆえに、そもそもは「賞金は支払われない」ことが大前提だった。しかし、実際は1999年に一部の選手たちから「僕らが戦って盛り上げているライダーカップの収益は一体どこへ行っているんだ?僕たち選手は経費として支給されている5000ドル以上のお金を受け取って然るべきだ」という声が上がって以来、チームメンバー全員に20万ドルの給付金が支払われている。

この給付金は、受け取った各々の選手が自分の意思で選んだ団体等へ「寄付すべし」とされている「チャリティ給付金」だ。誰がどんな団体へ寄付したかといった内訳も公開されてきた。

プレジデンツカップも同様に出場選手に20万ドルの給付金を払い、選手それぞれの裁量に任せて寄付を行なってきた。

だが、カナダのモントリオールで開催された今年のプレジデンツカップでは給付金が一気に25万ドルに引き上げられ、「寄付すべし」という義務は、いつの間にか取り払われていた。

そのまま懐に入れれば、給付金は賞金と化したことになる。とはいえ、選手の多くは、これまで通り、自分が選んだ団体へ寄付をしていた。

米国チームの副キャプテンを務めたスチュワート・シンクも、その1人。アラバマ出身で大学はジョージア州アトランタにあるジョージア工科大学へ進学。卒業後もアトランタに住み続けているシンクは、「第2の故郷」アトランタ市内の新生児集中治療室を備えた小児病院や乳がんの治療のための医療施設へ給付金を全額寄付した。

「私の子どもたちも妻も、そうした医療施設に大変お世話になった。プレジデンツカップの根本はチャリティ・イベントであり、本当の勝者は、それぞれの選手の地元のコミュニティと開催地モントリオールであるべきだ。そうすること、そうできることこそが、ゴルフの本当の素晴らしさだ」

優勝したのに脇役

ジョージア工科大学ゴルフ部時代のシンクは全米屈指のトップアマとして大活躍していた。そのシンクが大学内で知り合ったリサと在学中に結婚したことは周囲を大いに驚かせたそうだが、幸せな結婚生活はシンクのゴルフにプラスの作用をもたらしたようだ。

卒業後、すぐにプロ転向したシンクは、下部ツアーを経て、1997年からPGAツアー参戦を開始。その年、すぐに初優勝を挙げて順調にキャリアを築き始めた。

2000年に2勝目、2004年には年間2勝を達成。2008年にも勝利して通算5勝目を飾ったが、メジャー大会では惜敗が続き、「メジャー優勝の無いグッドプレーヤー」と呼ばれていた。

そんなシンクが、ついに悲願のメジャー優勝を挙げたのが2009年の全英オープンだった。しかし、その大会は「シンクが勝った全英オープン」ではなく、「トム・ワトソンが惜敗した全英オープン」として報じられた。

あの年の全英オープンの舞台はターンベリーだった。スコットランドのリンクスコースをこよなく愛するワトソンは、あの大会で59歳にして優勝争いに絡み、大会史上最年長優勝に迫った。ワトソンにとっては、メジャー優勝を挙げるラストチャンスだろうと思われ、世界中のファンがワトソン勝利に期待を寄せていた。

そして、最終日の優勝争いはワトソンとシンクのプレーオフにもつれ込んだ。しかし、勝利したのはワトソンではなく、シンクだった。

世界のメディアの大半は「シンク優勝」ではなく「ワトソン惜敗」と報じ、記事に添えられた写真も、明らかに主役はワトソンで、シンクは優勝者だというのに、その傍らに小さく佇む脇役という具合だった。

「みんながファミリーみたい」

その後、シンクは勝利からは遠ざかったものの、安定した成績を保ちながらPGAツアーで元気に戦い続けていた。

しかし、2016年の春、突然、こんな発表をした。

「しばらくツアーを欠場する」

愛妻リサが乳がんと診断されたためだった。そんなシンクに一番に電話をかけてきたのは、自らも乳がんを経験したフィル・ミケルソンの妻エイミーだった。そして、ツアー選手、キャディ、その家族、メディア関係者など、さまざまな立場の人々がシンク夫妻にエールを送った。

「まるで、みんながファミリーみたいに感じられて心強かった」

愛妻リサに乳がんを告げる医師からの電話が入ったその日は、シンクがそれまでの20年超のツアー生活において初めて試合のエントリーをし忘れて、珍しく自宅に居た日だったという。

震えるような宣告を受けたリサの傍らに、シンクが居合わせたことは「そうなるべくして、そうなった気がする」と、シンクは後に振り返った。

乳がん治療を終えたリサがすっかり元気になってからは、シンクのゴルフも上向き、「あの全英オープン」以来、2020年に初めて1勝を挙げると、2021年にも勝利を飾り、通算8勝目をマークした。

50歳の誕生日を迎えた2023年からはシニアのチャンピオンズツアー参戦も開始。2024年に初優勝を挙げ、充実したシニアライフをエンジョイしている。

自分が幸せであることを実感すればするほど、「健康であること、生きていること、ゴルフができることへの感謝の念は膨らむばかりだ」と、シンクは言う。

だからこそ、プレジデンツカップで支払われた給付金は、賞金として受け取ることもできたが、かつてお世話になった医療施設へ迷わず寄付したのだそうだ。

「感謝」から自ずと生まれたシンクのチャリティ精神は、多くの人々を助けることにつながり、そこにまた別の「感謝」が生まれる。

まさに、社会の「みんながファミリーみたい」である。

次回は1月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  3. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  4. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  5. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  6. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  7. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  8. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  9. 84. どんなときも、誰かのために
  10. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  11. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  12. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  13. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  14. 79. 命のリレー、命のショー
  15. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  16. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  17. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  18. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  19. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  20. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  21. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  22. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  23. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  24. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  25. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  26. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  27. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  28. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  29. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  30. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  31. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  32. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  33. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  34. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  35. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  36. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  37. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  38. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  39. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  40. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  41. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  42. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  43. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  44. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  45. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  46. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  47. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  48. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  49. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  50. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  51. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  52. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  53. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  54. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  55. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  56. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  57. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  58. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  59. 34. それが「私の生きる意味」
  60. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  61. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  62. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  63. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  64. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  65. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  66. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  67. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  68. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  69. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  70. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  71. 22. 帝王の優しき野望
  72. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  73. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  74. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  75. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  76. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  77. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  78. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  79. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  80. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  81. 12. 選手もキャディも主役になった日
  82. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  83. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  84. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  85. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  86. 07. デービス・ラブの愛
  87. 06. 彼が国民的スターである理由
  88. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  89. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  90. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  91. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  92. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
Amazonで確認

復活劇の裏にあったウッズの想い
すべての人の心を打つ48のメッセージ

誰もが憧れる絶対王者として
君臨していたウッズ。
不倫騒動、くり返された故障と手術、
まさかの逮捕劇……と、
人生の風雨にさらされたウッズ。

子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
見事に復活優勝を果たしたウッズ。
どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  3. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  4. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  5. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  6. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  7. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  8. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  9. 84. どんなときも、誰かのために
  10. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  11. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  12. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  13. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  14. 79. 命のリレー、命のショー
  15. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  16. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  17. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  18. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  19. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  20. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  21. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  22. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  23. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  24. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  25. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  26. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  27. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  28. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  29. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  30. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  31. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  32. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  33. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  34. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  35. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  36. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  37. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  38. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  39. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  40. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  41. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  42. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  43. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  44. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  45. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  46. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  47. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  48. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  49. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  50. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  51. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  52. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  53. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  54. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  55. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  56. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  57. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  58. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  59. 34. それが「私の生きる意味」
  60. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  61. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  62. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  63. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  64. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  65. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  66. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  67. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  68. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  69. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  70. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  71. 22. 帝王の優しき野望
  72. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  73. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  74. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  75. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  76. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  77. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  78. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  79. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  80. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  81. 12. 選手もキャディも主役になった日
  82. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  83. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  84. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  85. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  86. 07. デービス・ラブの愛
  87. 06. 彼が国民的スターである理由
  88. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  89. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  90. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  91. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  92. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい