コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

命のリレー、命のショー

2024.1.15|text by 舩越園子

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PGAツアーでは、古くから「Qスクール」というものが開催されている。これは、翌シーズンのツアー出場資格を得るための予選会である。

「スクール」と言っても、学校のような施設があるわけではないのだが、「何年のQスクール卒」といった具合に、まるで学校の卒業年度のようにプロフィールに記載されることから、「スクール」という言葉が付されるようになったのだろう。

そもそもQスクールは、規定の順位以内に食い込みさえすれば、いきなりPGAツアーへの出場が叶う一発勝負の登竜門だった。

だが、PGAツアーは2012年に、このQスクールをPGAツアーではなく下部ツアーであるコーンフェリーツアーへの登竜門に変更してしまい、以後はPGAツアーへダイレクトで進む道は消滅した状態になっていた。

しかし、2023年にQスクールの規定が再び変更され、「トップ5には翌年のPGAツアー出場資格を付与する」という新たな条項が設けられた。そして、次なる40名には、コーンフェリーツアーへの優先出場権が授けられることになった。

そんな「新生Qスクール」で、米国人選手のエリック・コンプトンが44歳になった今でも奮闘していることを知ったときは、正直なところ、大いに驚かされ、そしてうれしくなった。

ドナーへの恩返し

私が初めてコンプトンの存在を知ったのは、彼がまだプロゴルファーになったばかりだった22歳のときだった。

心臓移植を受けた体でプロゴルファーになったアメリカ人選手がいるという噂を耳にした私は、奇跡の物語を取材したい一心で、彼が住むフロリダ州マイアミへ向かい、コンプトンと向き合った。

生まれつき心臓に欠陥があり、移植を受けなければ助からないと宣告されたコンプトンは、幼いころから入退院を繰り返し、ドナーの出現を待つ生活をしていた。そして、12歳のとき、幸運にもドナーが現れ、心臓移植手術を受けることができた。

しかし、手術後は抗生剤の副作用で顔や体がパンパンに腫れ上がり、「まるで別人。僕じゃないみたいな姿だった」。

それでも、コンプトンの心は生きていることへの感謝と喜びで満ち溢れていたという。

「同年代の友達と比べたら、体力にかなりの差は出てしまったけど、術後でも僕のほうがみんなよりうまいって言えるものが1つだけあった。それが、ゴルフだった」

薬の副作用が続く中、グローブのように腫れ上がった手でゴルフクラブを握ったのは、手術から5か月後。やがてコンプトンは屈指のインストラクター、ジム・マクリーンの門を叩き、本格的な指導を受けるようになった。

「心臓移植を受けたからと言って、やりたいことをやらずに生きたのでは意味がない。夢を追い、精いっぱい生きることが、心臓をくれたドナーへの何よりの恩返しになる」

それまで、心臓移植を受けてプロゴルファーになった例は、米国にも世界にも一例もなかったそうだが、コンプトンは前例のない奇跡の実現を夢に掲げ、歩き出した。

生涯3つ目の心臓

地元マイアミのハイスクールを卒業したコンプトンはゴルフの名門、ジョージア大学へ進学。3年生の途中で大学を離れ、2001年にプロ転向した。

米国内ではミニツアーや下部ツアーに積極的に参戦。ときには国境を越え、戦う場を求めてどこへでも行った。2004年にはカナディアンツアー賞金王、2005年にはモロッコのハッサンⅡトロフィーで優勝。

そうやって戦い続けるコンプトンの話は、やがてPGAツアー関係者の耳にも入るようになり、いくつかの大会から推薦出場をオファーされるようになった。

地元マイアミで開催されたフォード選手権には2004年から2年連続で推薦出場。スタートホールでは「タイガー・ウッズやフィル・ミケルソンと同じ土俵で戦えるなんて……」と緊張に身を震わせ、フィニッシングホールでは観衆の拍手と声援に感謝し、涙で肩を震わせた。

とはいえ、彼のその後は苦労の連続だった。毎年毎年、Qスクールに挑戦しては失敗し、PGAツアーに出られるのはスポンサー推薦をもらえたときだけだった。

そんなコンプトンが心臓発作で倒れ、救急搬送されたのは2007年9月だった。12歳のときに移植され、以後16年間、問題なく動いてくれていた心臓が、ついにダメになったという診断が下された。

「再度の心臓移植が必要だと言われ、僕は迷うことなく手術を希望し、ドナーを待った」

それから1年も経たないうちにドナーが現れたのは、まさに奇跡だった。2008年5月に2度目の心臓移植を受けたコンプトンは、生涯3つ目の心臓を体に携え、命の灯を再燃させた。

手術から、わずか5か月後には試合に出場。「こうして試合に出て、この僕がいまだにしぶとく生きていることを、みんなに自慢できるのが、うれしいよ」と笑ってみせた。

そして、2011年にQスクールをついに突破。2012年からは夢にまで見たPGAツアー選手となり、2014年全米オープンでは優勝争いに絡んで2位タイになった。2015年にはマスターズに初出場。2度の心臓移植を経てオーガスタ・ナショナルの土を踏んだ史上初のゴルファーになった。

つないでもらった命だからこそ

「1度目の手術も2度目の手術も、とても強靭なチャンピオンから心臓をもらったと信じている。だって、心が強い人じゃなければ、自分の心臓を他人にあげて、他人の命を救おうなんて思わないはずだから」

コンプトンは2015年にエリック・コンプトン財団を創設。臓器移植への理解と協力を求め、「命のリレーを助けたい」と語るコンプトンは、毎年、チャリティ・ゴルフトーナメントを開き、移植手術を手掛ける全米各地の病院に寄付を行なっている。

コンプトンが2度の手術で得た「生」は、ドナーや医療関係者、協力者、応援者など大勢の人々の勇気と励ましと優しさによってもたらされた命だ。人々の真心がコンプトンのパワーになり、不思議な力をもたらしている。

「僕のゴルフは、つないでもらった命でゴルフクラブを振り、人々に新たな勇気を与える命のリレー、命のショーだ」

2016年以降はPGAツアーでシード落ちを喫したコンプトンは、その後は下部ツアーで戦い続け、昨年12月のQスクールで38位タイに食い込んで、2024年も下部ツアーで戦う資格を手に入れた。

「これで下部ツアーの最初の8試合に出られる。そこで頑張れば、再びPGAツアーに進む道が開ける」

コンプトンの命のショー、命のリレーは、命ある限り、どこまでも続いていく。

次回は2月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  3. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  4. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  5. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  6. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  7. 84. どんなときも、誰かのために
  8. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  9. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  10. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  11. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  12. 79. 命のリレー、命のショー
  13. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  14. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  15. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  16. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  17. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  18. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  19. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  20. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  21. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  22. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  23. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  24. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  25. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  26. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  27. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  28. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  29. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  30. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  31. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  32. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  33. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  34. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  35. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  36. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  37. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  38. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  39. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  40. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  41. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  42. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  43. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  44. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  45. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  46. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  47. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  48. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  49. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  50. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  51. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  52. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  53. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  54. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  55. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  56. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  57. 34. それが「私の生きる意味」
  58. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  59. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  60. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  61. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  62. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  63. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  64. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  65. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  66. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  67. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  68. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  69. 22. 帝王の優しき野望
  70. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  71. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  72. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  73. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  74. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  75. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  76. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  77. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  78. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  79. 12. 選手もキャディも主役になった日
  80. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  81. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  82. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  83. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  84. 07. デービス・ラブの愛
  85. 06. 彼が国民的スターである理由
  86. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  87. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  88. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  89. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  90. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
Amazonで確認

復活劇の裏にあったウッズの想い
すべての人の心を打つ48のメッセージ

誰もが憧れる絶対王者として
君臨していたウッズ。
不倫騒動、くり返された故障と手術、
まさかの逮捕劇……と、
人生の風雨にさらされたウッズ。

子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
見事に復活優勝を果たしたウッズ。
どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  3. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  4. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  5. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  6. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  7. 84. どんなときも、誰かのために
  8. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  9. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  10. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  11. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  12. 79. 命のリレー、命のショー
  13. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  14. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  15. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  16. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  17. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  18. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  19. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  20. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  21. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  22. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  23. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  24. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  25. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  26. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  27. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  28. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  29. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  30. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  31. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  32. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  33. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  34. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  35. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  36. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  37. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  38. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  39. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  40. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  41. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  42. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  43. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  44. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  45. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  46. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  47. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  48. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  49. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  50. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  51. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  52. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  53. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  54. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  55. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  56. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  57. 34. それが「私の生きる意味」
  58. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  59. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  60. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  61. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  62. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  63. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  64. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  65. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  66. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  67. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  68. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  69. 22. 帝王の優しき野望
  70. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  71. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  72. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  73. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  74. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  75. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  76. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  77. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  78. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  79. 12. 選手もキャディも主役になった日
  80. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  81. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  82. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  83. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  84. 07. デービス・ラブの愛
  85. 06. 彼が国民的スターである理由
  86. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  87. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  88. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  89. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  90. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい