コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

M・ホーマの「故郷への恩返し」

2024.3.15|text by 舩越園子

このページをシェアする:

PGAツアーで活躍中の33歳の米国人選手、マックス・ホーマをご存じだろうか。

やや細めの体型で、あごひげが特徴的。優しそうな顔つきだが、彼のゴルフはとてもアグレッシブ。ガンガン攻めてバーディーやイーグルを奪い取るホーマのゴルフは、眺めているだけでも勇気と元気が沸いてくる。

南カリフォルニアのバーバンクで生まれ育ったホーマは、幼いころからゴルフクラブを振り始め、ジュニア時代から大活躍していた。

名門カリフォルニア大学バークレー校を経て、2013年にプロ転向。翌年からPGAツアーで戦い始め、2019年のウェルスファーゴ選手権で初優勝を挙げた。

そして、ホーマにとって通算2勝目となったのは、2021年2月にロサンゼルス近郊のリビエラCCで開催されたジェネシス招待だった。

ジェネシス招待はタイガー・ウッズ財団がサポートする「ウッズの大会」であり、優勝したホーマは表彰式で大会ホストのウッズからトロフィーを渡され、さらにウッズとホーマは2人仲良く並んで記念写真に収まった。

だが、その翌日、ウッズは同じロサンゼルス近郊で交通事故を起こし、瀕死の重傷を負った。

事故の直後は「ウッズの最も最近の写真」という意味で、ウッズがホーマとともに並んで写ったツーショット写真が世界中のメディアに使用された。そのせいでホーマは、栄えあるジェネシス招待の優勝者になったというのに、「ウッズと最後に並んで立った選手」などと評されたりもしていた。

そんな出来事さえ経験したホーマだが、彼は常に優しい表情を讃え、寡黙に、しかし強気にプレーを続けていった。

2021年の秋に3勝目を挙げると、2022年は年間2勝を達成。昨年は1月のファーマーズ・インシュアランス・オープンを見事に制し、通算6勝目をマークした。

今季は、まだ勝利こそ挙げていないものの、世界ランキングは8位(注:2月末時点)まで上昇。押しも押されもせぬワールドクラスのトッププレーヤーとして輝いている。

「生まれ故郷」に恩返し

ホーマが常に心がけているのは「お世話になった故郷への恩返し」だそうだ。

全米各地に点在するゴルフ場を統括している総本山はPGAオブ・アメリカで、その傘下には米国の各州別あるいは各地域別のPGAセクションという文科がある。

ホーマの故郷バーバンクはサザン・カリフォルニアPGA(SCPGA)と呼ばれるセクションだ。SCPGAは1924年に創設され、現在は1700人のPGAプロと合計500のゴルフ場やゴルフ練習場を組織している。

そのSCPGAの下でジュニアゴルファーを統括し、ジュニア大会を開催しているのは、1948年に設立されたSCPGAジュニアツアーだ。

SCPGAジュニアツアーは米国内で最大規模のジュニア対象ツアーとして知られており、ウッズやリッキー・ファウラーをはじめ、コリン・モリカワもザンダー・シャウフェレも、みなここから巣立って、PGAツアーのスター選手になった。

ホーマも「SCPGAジュニアツアーが無かったら、今の僕は無かった」と語り、「プロになったらSCPGAに恩返しをしたいと、ずっと思っていた」という。

そして昨春、ホーマは故郷のサザン・カリフォルニアで「マックス・ホーマ・インビテーショナル」というジュニア対象のチャリティ・トーナメントを初開催した。

昨秋には、米欧対抗戦「ライダーカップ」に米国チームのメンバーの1人として出場。ライダーカップでは、出場選手1人1人に「自分が寄付したい場所へ寄付する」という前提で20万ドルが授けられるのだが、ホーマは受け取った20万ドルのうちの半分の10万ドルを、古巣のSCPGAジュニアツアーへ寄贈した。

「お世話になった故郷サザン・カリフォルニアのジュニアゴルファーの育成に貢献できたら、僕はそれが何よりうれしい」

「第二の故郷」に恩返し

残りの10万ドルは、ホーマと愛妻レイシーの現在の住まいであり、夫妻が「第二の故郷」と呼んでいるアリゾナ州のフェニックス小児病院へ寄贈された。

ホーマ夫妻は昨年9月のライダーカップ以前から、アリゾナでがん患者やその家族を支援している団体「アリゾナ・キャンサー・ソサイエティ」と交流を持ち、同施設を頻繁に慰問していた。

ホーマは、かつてフィル・ミケルソンの相棒キャディを長年務めたベテラン・キャディ、ジム・“ボーンズ”・マッケイから、この団体を紹介されたのだそうだ。

アリゾナ・キャンサー・ソサイエティは、がん患者やその家族の支援を行なう団体だが、その支援の仕方は多岐に亘っている。

医学的なアドバイスや医療機関の紹介といった支援はもちろんのこと、経済的支援、精神的サポートも行なっている。

アリゾナ州スコッツデールにある本部は1万2000スクエアフィートを誇る壮大な近代施設。小児がんと闘う子どもたちが楽しく遊べるプレールームやがん患者がリラックスして趣味を楽しむアート・スタジオ、ムービー・シアター、食事を美味しく作ったり食べたりできるフード・パントリーなども完備されている。

がん患者の心を癒す「セラピー犬」をはじめとする、いわゆる「サービス・ドッグ」の手配や患者への手ほどきなども行なっているそうで、それほど優れた施設の維持・運営には、言うまでもなく高額な費用が求められる。

施設を慰問して、そうした現状を目の当たりにしたホーマは、だからこそチャリティに意欲を燃やしたのだそうだ。

バーディーやイーグルを獲るたびに寄付金を積み上げていくPGAツアー主催の活動にも日ごろから参加しているホーマは、そこで自身が積み上げた5万ドルをアリゾナ・キャンサー・ソサイエティに贈り、ライダーカップ後は「がんと闘う人々とサポートに尽くしている人々のために役立ててほしい」と願いながら、さらに10万ドルを贈った。

昨年、初開催した「マックス・ホーマ・インビテーショナル」の第2回大会は、松山英樹が優勝した今年のジェネシス招待の終了後に無事、開催できたそうだ。

心優しいホーマは、これからもアグレッシブなゴルフでバーディーやイーグルを獲り、そのたびに寄付金を積み上げ、勝利を掴み取るたびに、生まれ故郷や第2の故郷に「恩返し」の寄付をする。

カリフォルニアやアリゾナの人々は、そんなホーマを心の底から応援し、チャリティに尽くすホーマの物語を見聞きした全米中いや世界中の人々が「ホーマ頑張れ」と熱いエールを送っている。

次回は4月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  3. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  4. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  5. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  6. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  7. 84. どんなときも、誰かのために
  8. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  9. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  10. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  11. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  12. 79. 命のリレー、命のショー
  13. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  14. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  15. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  16. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  17. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  18. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  19. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  20. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  21. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  22. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  23. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  24. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  25. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  26. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  27. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  28. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  29. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  30. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  31. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  32. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  33. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  34. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  35. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  36. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  37. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  38. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  39. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  40. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  41. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  42. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  43. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  44. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  45. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  46. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  47. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  48. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  49. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  50. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  51. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  52. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  53. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  54. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  55. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  56. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  57. 34. それが「私の生きる意味」
  58. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  59. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  60. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  61. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  62. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  63. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  64. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  65. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  66. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  67. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  68. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  69. 22. 帝王の優しき野望
  70. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  71. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  72. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  73. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  74. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  75. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  76. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  77. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  78. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  79. 12. 選手もキャディも主役になった日
  80. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  81. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  82. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  83. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  84. 07. デービス・ラブの愛
  85. 06. 彼が国民的スターである理由
  86. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  87. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  88. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  89. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  90. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
Amazonで確認

復活劇の裏にあったウッズの想い
すべての人の心を打つ48のメッセージ

誰もが憧れる絶対王者として
君臨していたウッズ。
不倫騒動、くり返された故障と手術、
まさかの逮捕劇……と、
人生の風雨にさらされたウッズ。

子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
見事に復活優勝を果たしたウッズ。
どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  3. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  4. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  5. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  6. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  7. 84. どんなときも、誰かのために
  8. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  9. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  10. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  11. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  12. 79. 命のリレー、命のショー
  13. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  14. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  15. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  16. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  17. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  18. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  19. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  20. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  21. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  22. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  23. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  24. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  25. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  26. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  27. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  28. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  29. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  30. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  31. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  32. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  33. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  34. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  35. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  36. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  37. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  38. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  39. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  40. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  41. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  42. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  43. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  44. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  45. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  46. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  47. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  48. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  49. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  50. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  51. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  52. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  53. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  54. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  55. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  56. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  57. 34. それが「私の生きる意味」
  58. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  59. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  60. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  61. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  62. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  63. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  64. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  65. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  66. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  67. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  68. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  69. 22. 帝王の優しき野望
  70. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  71. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  72. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  73. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  74. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  75. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  76. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  77. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  78. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  79. 12. 選手もキャディも主役になった日
  80. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  81. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  82. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  83. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  84. 07. デービス・ラブの愛
  85. 06. 彼が国民的スターである理由
  86. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  87. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  88. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  89. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  90. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい