コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

G・マレーの遺志を受け継ぐ

2025.2.15|text by 舩越園子

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ハワイで開催されたPGAツアーの今季開幕戦、ザ・セントリーは、松山英樹が通算35アンダーという史上最多アンダーパー記録を樹立して通算11勝目を挙げ、日本のみならず世界のゴルフ界を沸かせた。

そして、その翌週は戦いの場をマウイ島からオアフ島へ移し、開幕第2戦のソニー・オープン・イン・ハワイが開催された。

しかし、開幕前にどうにも淋しい気持ちになったのは、ディフェンディング・チャンピオンとして居るはずだったグレイソン・マレーの姿が、試合会場のワイアラエCCに無かったことだった。

マレーは昨年のソニー・オープンをサドンデス・プレーオフで制し、7年ぶりの復活優勝と通算2勝目を挙げて笑顔を輝かせた。

当時30歳だったマレーのフェデックスカップ・ランキングは38位、世界ランキングも58位と健闘中だった。米メディアによると、その後もマレーは試合会場では明るい表情で選手仲間やファンと言葉を交わしていたという。

しかし、5月のチャールズ・シュワッブ・チャレンジ2日目の16番を終えたところでマレーは「体調不良」を理由に途中棄権。そのとき彼に何が起こったのか、彼が何を思ったのかは誰にもわからないのだが、それから間もなく、マレーは自身の生涯を自ら閉じ、この世から去ってしまった。

マレーの訃報が伝えられたのは、同大会が3日目を迎えていた5月25日の午後だった。PGAツアーのジェイ・モナハン会長からの声明によって、マレーが帰らぬ人となったことが伝えられると、試合会場のコロニアルCCに衝撃が走り、驚きと悲しみのニュースは世界へと広がっていた。

マレーの生き方、去り方

ゴルフのメッカ、ノース・カロライナ州で生まれ育ったマレーは、ジュニア時代から将来を嘱望され、「天才ゴルファー」と呼ばれていた。コーンフェリーツアーの大会には16歳で初出場し、「史上2番目の若さで予選通過した」と大きな話題になった。

地元の名門ウエイクフォレスト大学を経てアリゾナ州立大学へ進み、2015年にプロ転向。下部ツアー経由でPGAツアーにデビューし、2017年のバーバソル選手権で初優勝を挙げた。

しかし、後になってマレーは「初優勝した試合では、4日間のうち3日間は二日酔いの状態でプレーしていた」と明かし、自身がアルコール依存症であることを告白した。

心身が不安定になり、躁鬱の症状が出て、「ベッドから出られない日々もあった」。そう明かしたマレーの成績は徐々に低下し、やがて彼はシード落ちして下部ツアーへ逆戻り。

だが、必死の努力で禁酒に成功した2023年はコーンフェリーツアーで年間2勝を挙げ、2024年からは再びPGAツアーで戦い始めた。

「もう一度ルーキーになったつもりで頑張る」

そう宣言した途端、マレーは昨年1月のソニー・オープンで勝利を挙げ、通算2勝目を達成。4月にはマスターズに初出場して51位、全米プロでは43位タイになり、世界ランキング60位以内に食い込んで、6月の全米オープン出場資格もすでに獲得していた。

5月のチャールズ・シュワッブ・チャンレジにも元気な様子で出場していた。そんなマレーが、なぜ突然、この世から居なくなってしまったのか。彼の姿が消えてしまったことは、本当に残念だった。

チャールズ・シュワッブ・チャレンジ最終日の朝、マレーの両親が悲しみの中で、こんな声明を発した。

「この24時間、息子がこの世を去ったという事実を受け入れようとしてきましたが、いまだに信じられず、なぜだろうと疑問に思うことばかりで、答えは得られていません。
でも1つだけ答えられることがあります。グレイソンは愛されていたのか?答えはイエスです。グレイソンの人生は必ずしもイージーだったわけではなく、彼は自分の人生を自ら終わらせましたが、今は安らかに眠っているはずです」

マレーの両親にも「なぜ?」は疑問のままになってしまったが、PGAツアーのモナハン会長は、その「なぜ」をあらためて考えることで「PGAツアーのサポート体制の在り方や取り組むべき課題を見い出していきたいし、そうするべきだ」と言った。

「ワールドクラスのベストプレーヤーは無敵と思われがちだが、そうではない。グレイソンは私たちに大切な教訓をもたらしてくれた。そのことを私は決して忘れない」

PGAツアーのみならず、現代社会に生きる私たちみんなにとって、マレーの生き方、感じ方、そして突然の去り方は、さまざまな意味で教訓となるのではないか。
あのとき私は、そう思った。

魂と想いは永遠なり

今年1月のソニー・オープンがディフェンディング・チャンピオンの姿がない状態で開幕を迎えたことは、とても淋しく感じられていたのだが、そこに温かい知らせが届いた。

マレーの父エリック、母テリー、そして妹のエリカやかつてのチーム・マレーのメンバーたちが手を取り合い、グレイソン・マレー財団を創設したという。

マレーの両親によると、マレーは自ら生涯を閉じる直前まで、自身のアルコール依存症やうつ病の症状を赤裸々に明かし、「一緒に戦おう」「一緒に立ち直ろう」と呼びかけていたのだそうだ。

「グレイソンは自分のメンタルヘルスの問題を包み隠さず語ることで、同じような苦しみに直面している人々の心に触れてきました。PGAツアーのチャンピオンという立場を生かし、苦しんでいる人々を暗闇から救い出そうとしていました。そんなグレイソンの遺志を、私たち家族とグレイソン・マレー財団が引き継いでいこうと思います」

マレーの魂と想いは永遠なり。彼の想いは、きっと苦しんでいる多くの人々に伝わり、何かを変えてくれるに違いない。

次回は3月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 93. 心優しいL・アベルグだからこその勝運
  3. 92. G・マレーの遺志を受け継ぐ
  4. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  5. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  6. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  7. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  8. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  9. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  10. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  11. 84. どんなときも、誰かのために
  12. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  13. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  14. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  15. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  16. 79. 命のリレー、命のショー
  17. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  18. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  19. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  20. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  21. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  22. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  23. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  24. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  25. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  26. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  27. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  28. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  29. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  30. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  31. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  32. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  33. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  34. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  35. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  36. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  37. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  38. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  39. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  40. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  41. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  42. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  43. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  44. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  45. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  46. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  47. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  48. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  49. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  50. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  51. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  52. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  53. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  54. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  55. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  56. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  57. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  58. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  59. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  60. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  61. 34. それが「私の生きる意味」
  62. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  63. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  64. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  65. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  66. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  67. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  68. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  69. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  70. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  71. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  72. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  73. 22. 帝王の優しき野望
  74. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  75. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  76. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  77. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  78. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  79. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  80. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  81. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  82. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  83. 12. 選手もキャディも主役になった日
  84. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  85. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  86. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  87. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  88. 07. デービス・ラブの愛
  89. 06. 彼が国民的スターである理由
  90. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  91. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  92. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  93. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  94. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
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復活劇の裏にあったウッズの想い
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誰もが憧れる絶対王者として
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子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
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どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 93. 心優しいL・アベルグだからこその勝運
  3. 92. G・マレーの遺志を受け継ぐ
  4. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  5. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  6. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  7. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  8. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  9. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  10. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  11. 84. どんなときも、誰かのために
  12. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  13. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  14. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  15. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  16. 79. 命のリレー、命のショー
  17. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  18. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  19. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  20. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  21. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  22. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  23. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  24. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  25. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  26. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  27. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  28. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  29. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  30. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  31. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  32. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  33. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  34. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  35. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  36. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  37. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  38. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  39. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  40. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  41. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  42. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  43. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  44. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  45. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  46. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  47. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  48. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  49. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  50. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  51. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  52. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  53. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  54. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  55. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  56. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  57. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  58. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  59. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  60. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  61. 34. それが「私の生きる意味」
  62. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  63. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  64. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  65. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  66. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  67. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  68. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  69. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  70. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  71. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  72. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  73. 22. 帝王の優しき野望
  74. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  75. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  76. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  77. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  78. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  79. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  80. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  81. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  82. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  83. 12. 選手もキャディも主役になった日
  84. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  85. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  86. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  87. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  88. 07. デービス・ラブの愛
  89. 06. 彼が国民的スターである理由
  90. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  91. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  92. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  93. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  94. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい