コラム・連載

ゴルフジャーナリストが見た、プロゴルファーの知られざる素顔

心優しいL・アベルグだからこその勝運

2025.3.15|text by 舩越園子

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今年2月に開催されたPGAツアーのジェネシス招待は、タイガー・ウッズが大会ホストを務める「ウッズの大会」であり、賞金総額2000万ドルが授けられるシグネチャー・イベントの1つでもあった。

この大会の舞台は本来ならロサンゼルス郊外のリビエラCCだが、カリフォルニアが見舞われた大規模な山火事の影響を受け、今年は試合会場がサンディエゴ郊外のトーリーパインズに変更されて開催された。

その3日目。スウェーデン出身の25歳の新鋭、ルードビック・アベルグが3番ホールで見事、エースを達成。

大会からホールインワン賞として1万ドルが提供されたのだが、アベルグはカリフォルニアの山火事の被災地や被災者のために、その1万ドル全額を寄付することを発表した。

まだプロキャリア3年目を迎えたばかりの欧州の若者が、米国の被災地や被災者のためにポンと寄付したことは、米国でも世界でも「素晴らしいスポーツマンシップだ」「アベルグはプロゴルファーとしても人間としても素晴らしい」と絶賛され、大きく報じられた。

そんな出来事があった翌日。ジェネシス招待の最終日は、そのアベルグが見事、逆転勝利を飾った。TV中継の視聴者数は一気に増え、今季のPGAツアーで最高の数字を記録した。

アベルグにとって、ジェネシス招待での優勝は、通算2勝目。若さと強さを併せ持つアベルグに社会貢献の意識や姿勢が見て取れたことは、彼を「強い選手」から「一流のアスリート」に押し上げたと言っていい。

アベルグは名実ともに一流の仲間入りを果たした。

スウェーデンから米国へ

北欧のスウェーデンで生まれ育ったアベルグは、幼少時代はサッカー少年だったそうだ。しかし、13歳からゴルフクラブを握り始めると、めきめき上達。地元のハイスクールのゴルフ部で活躍していたところ、母国のナショナルチームに迎えられ、ナショナルハイスクールへ転校。

それからのアベルグは、ゴルフのエリート教育を受けてさらに腕を上げ、大学は米国のテキサス工科大学へ留学した。

大学時代は数々のタイトル、記録を総なめにした。優れた大学生ゴルファーに贈られるベン・ホーガン・アワードを2年連続で受賞したのは、スペイン出身のジョン・ラームに続き、アベルグが史上2人目となった。

さらにアベルグは、フレッド・ハスキンス・アワード、ジャック・ニクラス・アワードなど、レジェンドの名が冠された賞も、ほぼ独占状態となり、さらには世界アマチュアランキングでも、PGAツアーが米国の大学生ゴルファーを対象としているPGAツアー・ユニバーシティでも、堂々1位に輝いた。

その資格で、2023年のプロ転向と同時にPGAツアー出場資格を獲得。2023年6月のRBCカナディアン・オープンがプロキャリアの出発点となった。

同時並行で欧州のDPワールドツアーにも出場し、早々にオメガ・ヨーロピアン・マスターズで初優勝を挙げた。

伝統的な米欧対抗戦のライダーカップにも初出場。大活躍して大型新人ぶりを世界にアピールすると、その2か月後にはRSMクラシックを制してPGAツアーでも初優勝。世界ランキングは4位まで上昇し、瞬く間に世界のトッププレーヤーの仲間入りを果たした。

昨年は優勝こそなかったが、メジャー大会のマスターズでは優勝争いに絡んで2位に食い込んだ。

そして3シーズン目の今年、ジェネシス招待で逆転勝利し、通算2勝目を挙げて、その実力を世界に見せつけた。

だからこそ巡ってくる勝運

アベルグは、まだ25歳と若いが、社会貢献やチャリティに対しては、PGAツアーにデビューした2023年当時から積極的だった。

初優勝を挙げたRSMクラシックは、PGAツアー選手の中でも社会貢献に最も意欲的とも言えるデービス・ラブがホストを務める大会として知られており、そんな「ラブの大会」で記念すべき初優勝を挙げたことは、アベルグの社会貢献に対する意識をさらに高めることになったのだろうと私は思う。

かつて、フィル・ミケルソンは社会貢献を積極的に行なうアーノルド・パーマーの姿を目にしたことで、「僕もパーマーのようになりたい」と思ったそうだ。

英国出身のジャスティン・ローズもパーマーのお膝元であるベイヒルでパーマー夫妻の社会貢献活動に直に触れて、「僕らもパーマーのように人々の役に立ちたいと思った」。

RSMクラシックで初優勝し、大会ホストのラブと並んで表彰式に立ったアベルグは、この大会で獲得したバーディーやイーグルの数に応じた寄付を行ない、そんな若き外国人チャンピオンは、このころから心も姿勢も「大型新人」と注目されていた。

母国スウェーデンに帰ったときは、幼少時代から練習させてもらったホームコース、エスコフGCに今でも必ず足を運び、ジュニアゴルファーやメンバーたちと交流しているという。

また、母国のみならず、欧州のゴルフ界に「何かの形で貢献したい」と常に願っているそうで、昨年はウェールズで開催されたチャリティ・ゴルフトーナメントにも参加。メンバーやジュニアゴルファーたちと笑顔で触れ合い、アドバイスも行なって、積極的に交流していた。そうした活動も社会貢献の1つだと考えていい。

そんなアベルグが、今季はPGAツアーの開幕7試合目で通算2勝目を挙げ、400万ドルという破格の優勝賞金を手に入れたのだが、彼が3日目にエースを達成して授けられたホールインワン賞の1万ドルを迷うことなく全額寄付したことは、優勝に勝るとも劣らない賞賛に値する行動だった。

いや、3日目のホールインワン賞の1万ドルを惜しげもなく寄付したアベルグだからこそ、翌日の最終日、彼は素晴らしいパフォーマンスを披露し、見事な逆転勝利を挙げることができたのではないか。
私は、そう感じている。

次回は4月15日公開予定!

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 93. 心優しいL・アベルグだからこその勝運
  3. 92. G・マレーの遺志を受け継ぐ
  4. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  5. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  6. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  7. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  8. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  9. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  10. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  11. 84. どんなときも、誰かのために
  12. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  13. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  14. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  15. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  16. 79. 命のリレー、命のショー
  17. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  18. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  19. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  20. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  21. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  22. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  23. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  24. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  25. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  26. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  27. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  28. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  29. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  30. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  31. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  32. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  33. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  34. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  35. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  36. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  37. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  38. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  39. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  40. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  41. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  42. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  43. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  44. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  45. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  46. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  47. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  48. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  49. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  50. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  51. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  52. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  53. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  54. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  55. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  56. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  57. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  58. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  59. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  60. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  61. 34. それが「私の生きる意味」
  62. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  63. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  64. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  65. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  66. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  67. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  68. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  69. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  70. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  71. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  72. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  73. 22. 帝王の優しき野望
  74. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  75. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  76. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  77. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  78. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  79. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  80. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  81. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  82. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  83. 12. 選手もキャディも主役になった日
  84. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  85. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  86. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  87. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  88. 07. デービス・ラブの愛
  89. 06. 彼が国民的スターである理由
  90. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  91. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  92. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  93. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  94. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい

著者プロフィール

舩越園子 近影
舩越 園子(ふなこし そのこ)

ゴルフジャーナリスト

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。
百貨店、広告代理店勤務を経て1989年にフリーライターとして独立。93年渡米。

在米ゴルフジャーナリストとして新聞、雑誌、ウエブサイト等への執筆に加え、講演やテレビ、ラジオにも活動の範囲を広げている。

『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。

アトランタ、フロリダ、ニューヨークを経て、現在はロサンゼルス在住。

最新の書籍紹介

『タイガー・ウッズ 復活の言霊』

タイガー・ウッズ 復活の言霊
Amazonで確認

復活劇の裏にあったウッズの想い
すべての人の心を打つ48のメッセージ

誰もが憧れる絶対王者として
君臨していたウッズ。
不倫騒動、くり返された故障と手術、
まさかの逮捕劇……と、
人生の風雨にさらされたウッズ。

子供たちと向き合い、自分を見つめなおし、
見事に復活優勝を果たしたウッズ。
どれもタイガー・ウッズだが、
彼の言葉を追い、紐解いていくことで
人間・ウッズの実像が見えてくる。

そして逆境を乗り越えるために 一番大事なものとは……。

バックナンバー
  1. ゴルフジャーナリストが見た、
    プロゴルファーの知られざる素顔
  2. 93. 心優しいL・アベルグだからこその勝運
  3. 92. G・マレーの遺志を受け継ぐ
  4. 91. 「米国に救われた」リリア・ヴの恩返し
  5. 90. 感謝から生まれたチャリティ精神
  6. 89. 運命の手紙、M・ウィアの社会貢献
  7. 88. 豪快なL・デービスのチャリティ活動
  8. 87. レジェンド「チチ」の秘めたる想い
  9. 86. パーキンソン病の選手のリアル・チャレンジ
  10. 85. P・スチュワートのスピリッツ
  11. 84. どんなときも、誰かのために
  12. 83. 「オーガスタの申し子」の過去と未来
  13. 82. 「破竹」のナップが願うこと
  14. 81. M・ホーマの「故郷への恩返し」
  15. 80. トレーラーハウスで誓ったこと
  16. 79. 命のリレー、命のショー
  17. 78. 奇跡の復活優勝、「ミーアのミラクル」
  18. 77. 「永遠の女王」A・ソレンスタム
  19. 76. L・グローバーを大きく開花させたもの
  20. 75. 大きなゴールのための小さな目標
  21. 74. 「三つ子の魂」子どもたちのヒーロー
  22. 73. 「誰かのため」を最優先するホブランは、だからこそ人気急上昇中!
  23. 72. 亡き母のために「優勝して財団設立」を目指したW・クラークの勝利
  24. 71. 「脚光」と「薄幸」のビッグスター
  25. 70. 何かに苦しむ誰かのために活動する「フェアウエイの妖精」
  26. 69. 「0.006%」を潜り抜けたバックリーがもたらす幸運
  27. 68. 故郷をジュニア天国へ。S・ストーリングスの社会貢献
  28. 67. 鉄人レースに挑んだ女子プロのチャレンジ
  29. 66. 「ナイスガイだからこそ」のメジャー制覇と社会貢献
  30. 65. 個性派M・A・ヒメネスの恩返し
  31. 64. 全英女子オープン覇者がプロゴルファーである理由
  32. 63. メジャー3勝、だからこそ「感謝」と「貢献」
  33. 62. アフリカに水をもたらすゴルフ界のレジェンド
  34. 61. 一人の少年を讃えたフリートウッドの想い
  35. 60. 母国を離れて戦うC・スミスの母国愛
  36. 59. コロナ禍の犠牲者のために尽くした素晴らしき選手
  37. 58. 親友が闘病しながら創設した財団を守り続けるプロゴルファー
  38. 57. 救った子供が未来を救う、だからこそ救いたい
  39. 56. 「みんなのハッピー」を目指す女子ゴルフのスター
  40. 55. バレステロスからラームへ、スペインのヒーロー誕生物語
  41. 54. マリア・ファッシは幸せを運ぶアンバサダー
  42. 53. 「小さな奇跡」を信じて戦う意味
  43. 52. クールなP・カントレーの温かい社会貢献
  44. 51. L・トンプソン流、ユニークな社会貢献
  45. 50. 母国への想いが奇跡を起こす!?
  46. 49. 無名の48歳の「好きな言葉」「嫌いな言葉」
  47. 48. B・デシャンボーの熱くて厚い義理人情
  48. 47. 絵を描き続ける「みんなのヒーロー」
  49. 46. 助けたからこそ、助けられたゴルフ人生
  50. 45. 夢を追いかけられる社会にしたい
  51. 44. 負けても笑顔を輝かせた意味
  52. 43. 優しく強くなったR・マキロイの社会貢献
  53. 42. ファンファーレで送り出したい全英チャンプ
  54. 41. 「僕はそういう僕でありたい」ビリー・ホーシェルの感謝と恩返し
  55. 40. チャールズ・ハウエルの恩返し
  56. 39. メジャー・チャンプの恩返し
  57. 38. 「思い出づくり」と「自転車づくり」
  58. 37. 米ツアーの黒人選手の「声」の力
  59. 36. スネデカーは「超ナイスガイ」!
  60. 35. 「世界を救うため」動いたジュニアゴルファー姉妹
  61. 34. それが「私の生きる意味」
  62. 33. 「いつかは、私が」と誓った物語
  63. 32. 亡き母の名を冠したマンモバンを走らせて
  64. 31. ケビン・ナの人気が静かに高まりつつある理由
  65. 30. ゴルフ界の「子育て」と「本当の女王」
  66. 29. 苦難を乗り越えた3世代の物語
  67. 28. 光が当たらなかった場所に光を当てる
  68. 27. 世界ナンバー1の「自分流」チャリティ
  69. 26. 「手作りゴルフ場」から出発したプロゴルファーの社会貢献
  70. 25. ゴルフ金メダリストが考える手作り感覚のチャリティ活動
  71. 24. 惜しみなく与える「DJ」の物語
  72. 23. 輝く未来を抱くチャンス
  73. 22. 帝王の優しき野望
  74. 21. 「パットの名手」は「チャリティの名手」
  75. 20. 「ケビン・キスナー」の名前と存在感
  76. 19. ゴルフの世界でも「類は友を呼ぶ」
  77. 18. ライオン・ハートのジョン・デーリー
  78. 17. 往年の名選手と名キャディからの贈り物
  79. 16. 「たった4勝」でも「メジャー無冠」でも、どんどん高まるリッキー・ファウラーの人気
  80. 15. ジャロード・ライルの36年の人生が残してくれたもの
  81. 14. 苦労したからこそ、若者たちを手助けしたいと動き出したトニー・フィノウ
  82. 13. 授かった幸運を不運な人々のために役立てたいと願うジム・フューリックと妻の社会貢献
  83. 12. 選手もキャディも主役になった日
  84. 11. タイガー・ウッズの真心のチャリティ
  85. 10. 闘病しながらチャリティにも精を出し、「とてもラッキー」と言い切る強さ
  86. 09. ベン・クレーンの終わりなき社会貢献
  87. 08. だから、アーノルド・パーマーは誰からも愛された
  88. 07. デービス・ラブの愛
  89. 06. 彼が国民的スターである理由
  90. 05. ゴルフより大切なものを知って強くなったプロゴルファー
  91. 04. アーニー・エルスの山谷の越え方
  92. 03. マスターズ2勝のバッバ・ワトソンが一人の人間として抱く夢
  93. 02. 全英オープン覇者、ジョーダン・スピースの強さの秘密
  94. 01. プロゴルファーも、お医者さまも?「らしさ」って、難しい